ゴールデンレトリバーと西海岸で暮らす夫婦のブログ

【日記】 1939年以来のハリケーン上陸で家に籠もった週末

2023年6月で2歳を迎えたゴールデンレトリバー(レッドゴールデン)のジャスミンです。 昨日8月20日南カリフォルニアでは1939年以来となるハリケーン(ハリケーン・ヒラリー)上陸のため、不要不急の外出はしないようにとのことでした。

 

 

8月に雨が降ること自体、大変珍しいここ南カリフォルニアですが、それがまさかのハリケーン、しかも80年以上も上陸していないという自然災害がやって来るわけですから、準備も怠りなく進めなくてはいけません。

 

1年のうち300日は晴れと言われるここ南カリフォルニア。 天気予報はあまり見ることもなく(見ても当たらないことが多い)、強いて言うなら夏の間は気温が気になって見るぐらいな生活なものですから、当然傘を持ってない人もいます(うちもその家庭のうちの1つ)。 

 

嵐の前の静けさ(?) 公園でくつろぐジャスミン

ただ日本では備えあれば憂いなしということわざがあるように、用心に越したことはありません。 

 

断水したら・・・ 

停電したら・・・ 

洪水が起きたら・・・ 

 

水の備蓄、食料品の確保、懐中電灯に、フル充電のモバイルバッテリー、ガソリンは満タンに、そして近くの消防署では土のうが無料で配られるということでその手配も怠りなく。

 

 

こんなに文明が発達した21世紀において、土のうで洪水を防ごうなんて弥生時代かっ!って心の中で思っていましたが、日本でも土のうで浸水を防ぐというのは効果的な方法の1つのようですね。

 

土のうを詰める袋、砂は無料ですが、一家族に10袋まで、しかもシャベル持参で来てくださいとのこと。 これから忙しくなるであろう消防隊員の皆さまの体力はできる限り温存させましょう。 ここは市民として最低限の努めを果たすときです。 

 

ジャスミンは車の中から応援してくれていました。

 

さて、準備は滞りなく終わりましたが、困るのはジャスミンのトイレ事情です。 元々室内でさせていましたので、ペット用のトイレトレーはあるのですが、大人になってからというもの、外でしか用を足さなくなりました。 

 

 

おそらくトイレトレーを用意しておけば、緊急時にはそこですると思いますが、そこまで我慢させるのも可哀相です。 そして決して大きくない庭もある我が家ですが、したくなったタイミングが強風、大雨だったらと思うと、これまた可哀相なため、雨足が弱まったタイミングで、さっとお散歩に行くようにしていました。

 

15分ぐらいずつ、朝、昼、晩と連れて行き、事なきを得られました。 ただこれが数日とか続くハリケーンだったらと思うと、今後の対策もきちんと考えておく必要があるのかもしれません。

 

 

ペットフレンドリーな場所が多くある印象のここアメリカですが、避難場所となるであろうシェルターではペット不可の場所も多くあるのが現状です。 犬が苦手、猫が苦手という方も多くいらっしゃるでしょうから、これは致し方ないことと考えています。

 

避難時にはペットOKのホテルへと移動する必要があるため、どの辺りにあるかなど、事前に調べておくことも大切です。

 

ジャスミンがいたから避難出来なかったとか、そういったことがないように常に情報収集だけは怠らないようにしています。 ジャスミンは大事な家族の一員ですからね✨✨

 

まさに備えあれば憂いなしです。

 

南カリフォルニアで1939年以来のハリケーン上陸となったヒラリー(Hilary)は、北上するに連れて勢力はどんどんと弱まり、私たちの住む地域から逸れながら北上していきました。 大雨と強風で大きな被害も出なかったことに感謝しつつ、被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、1日も早い復旧をお祈りしております。

 

なお、ハリケーン以外にも、沿岸部ではM5.1という地震も発生しました。

 

これからもらってきた土のうをどのように処理するか考えつつ、しばらくドッグパークも閉まるでしょうから、ジャスミンにとってはお友達にも会えない辛抱の期間が続きそうです。