ゴールデンレトリバーと西海岸で暮らす夫婦のブログ

【雑記】 CBDは犬にとって必要なのか?

2023年6月で2歳を迎えたゴールデンレトリバー(レッドゴールデン)のジャスミンです。 ここ数日、暑い日が続いています💦 昨日27日は39℃、今日は41℃、明日は40℃、明後日は39℃と灼熱地獄が続くここロサンゼルス郊外。

 

大好きな公園にも遊びに行けないジャスミンは若干不満顔です。 

 

 

さて、今日はアメリカでは度々話題にあがる、CBDは犬にとって必要なのか?について書いていきたいと思います。

 

CBDってなに?

あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、CBDとは、Cannabidiol(カンナビジオール)の略称です。 麻に含まれる、100を越える種類があるといわれるカンナビノイドの1つです。  難しい言葉を使わないでいうと、医療用大麻の合法成分のことを指します。

 

CBDの効果

自律神経の調整に効果的だと言われ、鎮静化作用、ストレスの緩和などが期待できるので多いに注目を浴びていますが、犬用のCBDの人気も高まっている今日この頃です。 この背景には、関節痛や不安分離症などを疾患していたり、消化器系に問題を抱えているワンちゃんに、医薬品を使わずに自然な形で解決していこうとする飼い主たちがいることが関係しています。

 

 

なぜ突然にこの話題に振れたかといいますと、私たちのTwitterをフォローしてくださっている方々はご存知だと思いますが、昨日27日はジャスミンを連れてサンタモニカへと遊びに行ってきました。 サンタモニカはたくさんの人で溢れかえっていまして、どこにいてもマリフ◯ナ(大麻)の匂いがしたんですね。 

 

そのうちYouTubeで動画にすると思いますが、動画で匂いは届けることが出来ないので、マリフ◯ナ(大麻)ってどういう匂いなんですか?って思われても、お答えするのが大変難しい状況です。 ただ言えることは、なんとも言えない独特な匂い、植物が燃えることで発生する特異臭と言えばなんとなく伝わるでしょうか。 やったことはありませんが、紫蘇の葉っぱとかが燃えたら、案外そんな匂いがするのかもしれません。

 

鼻が良いことで知られるワンちゃんですから、ジャスミンにとって何か悪い効果をもたらしたりとか、そういったことがないかと調べていたところ、マリフ◯ナではありませんがCBDに関していくつもの参考文献が出てきたので、まだ情報が新しいうちにアウトプットし、皆様と共有出来たらと考えたのです。

 

マリフ◯ナとCBDは全くの別物ですが、先に私の意見をお伝えしますと、CBDをワンちゃんに使用することに対して賛成も反対もしませんが、ジャスミンにCBDを与えることには現段階では反対しています。 いくら安全と言われても、じゃあ後遺症は?とか、まだその段階のデータが揃ってないのではないか?とか、色々と勘ぐってしまいます。 ただし、CBDを使用することで安全に、かつ確実に重要な役割を果たすこと(重病に効くなど)が可能と言われたら、その考えを改めるかもしれません。 

 

CBDがどのように機能するのか

ワンちゃんだけに限らず、我々哺乳類の身体には、エンドカンナビノイドシステム(ECS)という機能があります。 Chou2 Pharmaの最高科学責任者であるブレイク・スミス氏によると、CBDやその他のカンナビノイド分子が、犬の身体の状態(体温や血糖、免疫など)を一定に保つよう、そのECSに相互作用させることによってバランスを保つよう働きかけるようです。 逆に言えば、ワンちゃんが苦痛や不快感を覚える際は、このECSのバランスが崩れていることを示しています。

 

サプリよりもCBD、治療よりもCBDなのか?

Chou2 PharmaのCEOジェフ・ポラード氏によると、CBDの方が一概に優れているとは言えず、一般的なサプリメントと併用してCBDを使用することも可能だと言っています。 関節痛を防ぐために、一般市販されているサプリメントと言えば、グルコサミン・コンドロイチンを多く含んでいることで知られています。 予防と思って摂らせているそのサプリメントも、実際には大きな効果を得られなかったワンちゃんも多く、一方で中度から重度の関節痛のワンちゃんのみにしか効果が得られなかったというデータもあるようです。 

 

ただ間違いなく言えるのは、喋ることも自分で選ぶことも出来ないワンちゃんに対して、安全で安心に寿命を全う出来るように働きかけてあげることが私たち飼い主の努めですね。  

 

余談までに

大麻から作られたと聞くと、え? 危なくないの? 違法性は?と心配される方も多くいらっしゃると思いますし、かくなる私も同じ意見です。 日本の法律上、正しい方法で抽出したCBDに違法性はないと言われていますが、違法性があるのはTHC(テトラヒドロカンナビノール)と言われています。

 

THCにはいわゆる「ハイな状態」へと導く作用があると言われ、中毒性や依存性も心配されます。 リラックス効果があるCBDとハイな状態にするTHCでは全く別物(別成分)と区分されますので、その点お間違えのないようにお願いします。

 

このブログの読者の皆様は、ワンちゃんにCBD製品を使用することに関してどう思われますか? アンケートにお答えいただけると嬉しいです。

 

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